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OPINION「島原に活力を!! 整体師にできること せいたい春ー 整体療術院ー 代表 焼本 武真」

「整体」という言葉を聞いた事ありますか?あなたにとって受けいれやすいものでしょうか?それともそれって大丈夫?と思われるものでしょうか?僕にとって最初は後者の方でした。
島原高校を卒業後、リハビリ関係の仕事をしたいと思い理学療法士という資格を取るための学校に進学、その後福岡の総合病院勤務。
結婚、最初の子が産まれたのを機に島原に帰ってそれから10年ほど病院勤務をしておりました。
その時は、整体という言葉は知っていましたが医療従事者としては科学的根拠のないものに対しての嫌悪感もあり自分自身が認めていなかったのです。
ふとしたきっかけで、整体と接することがあり、そこから整体の魅力に引き込まれていきました。
嫌悪感を抱いていたのは、整体というものを知らなかった、また勘違いをしていたのかもしれません。
整体とはそもそも日本古来からある武術の流れをくんだものですが、それを証明するものは一切なく、技術のみが人から人へと伝授され進化してきたものです。
先人の築き上げてきた経験、知識の中で生きてきた技術は、たとえ科学的に証明することが難しくともあながち無視することができず、また効果の有無を実際に体験するとびっくりさせられる事ばかりでした。
その整体に魅せられ整体院を開業し、はや10年が経過しました。
当院を利用してくださる方々と触れ合う中で、島原の方々が一生懸命働く姿を見て応援したいと思う強い気持ちが芽生え、どう応援していくことができるのか?と思うようになりました。
「無理しないで下さい」は、難しい事で、がんばっている以上そうせざるを得ない事が沢山あります。
なので、少しの無理には耐えうる体にする為「メンテナンスとしての整体」という考えをもってもらえればいいのではと思っています。
整体は名前のごとく体を整えるというものです。
単に筋肉を緩めるのではなく適度な柔らかさに調整する。
また関節の位置や動き具合を調整することで、体が本来の動きを思い出し、動きやすい体に戻るということです。
そもそも痛みは不合理な動きの上に発生するものと整体は考えます。
より動きやすい体をつくりまた故障しにくい体をつくることで労力の向上ができると考えます。
また現在、高齢化社会といわれています。
まだまだ元気いっぱいの高齢者の方がたくさんいます。
ただ、皆さん、どこか痛みを我慢しながらそれが当たり前のように生活されている方も多いようです。
でも高齢者の方も若い人と同じように体を整えることができます。
整えた事により不合理な動きを解消し痛みを我慢することのない動きを得ることができます。

働き盛りの方も高齢者の方も、痛みを我慢しつづけるのではなく、その痛みを解消することができる、もっと楽な動きを得ることができる、そんな状況を提供することで先に述べた島原に住む人たちの労力の向上、その先には島原の活力へと繋がっていくと信じています。

ただそれには、まだまだ整体について知ってもらう必要があります。

整体院を営む傍ら整体師養成講座も開催しております。

私が教えている整体師養成講座は、開業を目的とする人達だけでなく、より身近な人たちのためにと受講される方も多いです。

最近では、女性が夫や家族のためにと受講される方も多いようです。

夫は妻に整えてもらい、妻は当院にて調整をする、そんな関係もいいと思いませんか?整体師としての技だけでなく体もしくは健康についてもっと深く知ってもらう講義内容でもありますので、家族の誰かが整体の知識をもっているという事は、その家族にとって意義あることだと思います。

早めのケアで腰痛なども防げる事がたくさんあります。

私は、「一家に一人の整体師」という考えで教えています。

それは、整体という考え方や技術、知識をより身近にとらえてもらいたいからです。

動きやすい体を得るということは自分に余裕ができ、効率の良い仕事ができる、笑いのある子育てができる、思いやりのある介護ができる、趣味やスポーツを楽しめる、その個人個人の活力が島原を元気にする。この活力のために、私たち整体師にはできることがまだまだあります。

整体を通して皆さんが自分の体をあきらめないで、健康で生き生きとした生活をして、ますます島原全体が元気になることを願っています。

 

焼本 武真(やけもと・たけま)

プロフィール
1971年生まれ。
第四小学校、第一中学校、島原高校を卒業。
長崎大学短期大学部を卒業。
理学療法士として福岡の総合病院勤務後、1998年に島原の病院に10年勤務。
2006年整体師の資格を福岡にて取得。
2008年「せいたい春」を開業後、療術師の育成を目的とし創健療術師会を設立、整体師養成やリフレクソロジスト養成などにも携わっている。

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