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島原市シティインフォメーション

「平成」この元号に皆さんはどのような感想をお持ちでしょうか。
いよいよこのもっぱらマガジンも平成最後の号となりました。
次の号からは新元号時代の幕明けとなります。

昭和天皇が崩御され、平成の時となりました。
この30年間を振り返ると、何と言っても平成2年の雲仙普賢岳噴火、そして翌3年の大火砕流による大災害を思い浮かべます。
私は当時、青果業を営みながら、3人の子育て真っ最中の消防団員でした。

犠牲となった12人の消防団員は私と同世代の方々でした。
明日が見えない不安の中で、安中地区を中心に、島原市の再生へ取り組まれた多くの先輩諸氏や関係者のご苦労は並大抵のことでは無かったとあらためて市長として敬意を表します。
その中で特に印象深いことは、平成天皇が被災地、島原市をお見舞いに来られた際、第三小学校の体育館で天皇、皇后両陛下を間近で拝見した時のことです。

市民が床に敷かれた畳の上に座っている中、何と両陛下は通路の床にひざまずかれたのです。その差は数センチではありますが、国民より低い位置からお見舞いの言葉を掛けられていました。
驚きとともに両陛下の真心に頭が下がる思いでした。
その後、島原市は復興しましたが奥尻島、阪神淡路、三宅島、東日本、熊本などと、大きな自然災害に日本は遭遇しました。
ぜひ、新しい元号には災害に縁の無い時代であって欲しいと思います。
また、平成の市町村合併が進み、島原半島1市16町は島原市と有明町の新島原市、雲仙市、南島原市の3市となりました。
人口減少が進む中で島原市の未来をこれからの子ども達へ継いでいくためにも、市民皆さまのご協力が必要です。
皆さんと共有した「平成」に感謝しながら、新元号の発表を期待したいと思います。

 

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