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OPINION「公益社団法人日本青年会議所 九州地区長崎ブロック協議会 2022年度会長 吉川 航平」

吉川 航平

公益社団法人日本青年会議所九州地区長崎ブロック協議会、2022年度会長を預かります吉川航平と申します。
地域の皆様には昨年、島原青年会議所理事長として大変お世話になりました。
少しだけご説明させて頂くと、現在長崎県内には7つの青年会議所があり、日々活動をしています。
そのそれぞれの青年会議所に所属する会員が出向という制度の下で集い、組織された調整機関が長崎ブロック協議会です。
さて、今もなお新型コロナウイルス感染症により日本、また世界中が影響を受けており、様々な事象の停滞や分断が余儀なくされています。
私たちの活動においても、活動の自粛や計画の変更を迫られる事態となっており、長崎ブロック協議会の最大の運動の発信の場である会員大会、長崎コンファレンス2021大会はWEB開催という形式となりました。
本年も引き続き、ウィズコロナ・アフターコロナと向き合いながら、従来のやり方に囚われない、多種多様な手法や柔軟な協議会運営を用いて運動を展開していかなければなりません。
また、長崎県における人口減少、少子高齢化などのコロナ禍前から地域が抱えている社会課題も進行しています。

リモートを活用しての会議ところで、青年会議所の理念の中にJCIミッション(使命)というものがあるのですが、そこには「青年会議所は、青年が社会によりよい変化をもたらすための発展と成長の機会を提供する」との記載がされています。
その通りであるのならば私たち、青年会議所会員にはこれら数多くの地域課題から目を背けることなく、少しでも解決へと導く使命があると考えます。
そこで、2022年度長崎ブロック協議会では「多様な人財が活躍する、愛が溢れた長崎の実現」を基本理念とし、長崎県内各地の青年会議所がそれぞれの地域で今以上に必要とされる組織へと進化するとともに、各地域をさらに輝かせることで長崎県全体を輝かせることをビジョンに据え、活動に取り組んでいます。
そのために、地域と組織におけるダイバーシティ&インクルージョンのさらなる推進、災害プラットフォームとしての関係諸団体との連携のさらなる強化、青年会議所の理念の共感を拡大させることによる組織改革と意識改革の推進、青年会議所と地域団体との連携と協働、また、各地青年会議所への会員拡大の支援等を実施する予定です。
また本年6月には、この島原市を舞台に長崎コンファレンス2022大会を開催する予定です。
今後、大会に向け準備に取り組んでいくとともに、積極的に情報発信をして参りますので是非ともご期待ください。
今後も先が見えにくい困難な状況が続くと思われますが、このような時だからこそ、私たちが未来へのビジョンを示すとともに、若い私たちだからこそできる、地域に希望を抱けるような運動を長崎ブロック協議会一丸となり展開して参りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
結びに、地域の皆様の益々のご隆盛を心より御祈念申し上げるとともに、当協議会へのより一層のご支援ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

吉川 航平吉川 航平(よしかわ こうへい)

プロフィール
昭和57年3月29日生まれ
40歳 島原市在住

平成12年 長崎県立島原高等学校 卒業
平成21年 株式会社 吉川組 入社
平成23年 専務取締役  就任
現在に至る

島原青年会議所歴
平成26年 入会
令和3年  理事長
令和4年  直前理事長

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