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島原市シティインフォメーション

令和7年に入り正月早々の寒波襲来がありましたが、今年も昨年の築城400年を大成功に終えた島原城には梅の花が咲き、春の香りを漂わせる頃となりました。
その島原城に昨年末には嬉しい知らせが届きました。
石垣やお堀などが国の文化財としての史跡への指定答申がなされました。
松倉重政公が築城して400年、江戸初期の人々が初めて眺め、そして時を経て今、私たちが日々眺める石垣が国の指定史跡となります。
まるでタイムスリップしたような気分になります。

当時の石垣は東西350m南北1,200mで大手から現在の北門付近までが城内で相当のスケールでありました。
今の二ノ丸(文化会館)側から廊下橋を渡り入城しており、大手門の位置が反対にあり少し不可解でしたが、その大手門は海に面しており、時の将軍が船で入港した折に正対するものであったと昨年、専門家の意見を伺いました。
鍋島藩の資料によると、島原城のことを上様(将軍)の城と記したものがあるそうです。

このようなことからも4万石のお城にしては大きすぎると言われていますが、江戸幕府との関連もあったものと思われます。
正式な指定は春頃の予定ですが、今後、国の文化財として、そして観光交流や島原市のさらなるイメージアップなど、島原市のシンボル島原城が大きなものになりそうです。

島原市長 古川 隆三郎

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