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島原市シティインフォメーション

残暑厳しい中にも、秋の気配を感じる季節となりました。
いつもならスポーツの秋、旅行の秋、グルメの秋と話題がたくさんの季節ですが、いまだにコロナ禍が続いています。
楽しみにしていました、市民体育祭の大運動会は中止としましたし、各地の敬老祝賀会も見送りとなりました。
皆さんの周りでもいろいろな行事がストップしていることと思います。
平成3年の普賢岳噴火災害当時、私は消防団員であり、3人の子どもの父親で第三小学校育友会の役員をしていました。
6月3日の大火砕流発生と同時に多くの安中地区住民の方が三小体育館へ避難して来られました。
以来、第三小学校は午前三小、午後五小の2部授業となり、各種行事やスポーツ大会は軒並み中止を余儀なくされました。
仮設住宅が各地に建設され、島原全体で明日が見えない不安と、ストレスの毎日が続いていました。
でも困ったときはお互い様、市民の協力もあり島原市は復興を成し遂げることができました。
今まさに、見えないウイルスと戦っていますが、お互いを励まし支え合うべきです。
予防を行っていても感染するケースも見られます。
感染した人も被害者であり、医療や福祉の現場で働く方々にも本当に頭が下がる思いです。
今一度、全ての人々が協力し合い、お互いを認め合ってこの難局を乗り越えていくべきだと思います。
今回のこの経験を基に、アフターコロナではテレワークやリモートワーク、地方暮らしなど新たなライフスタイルが生まれようとしています。
春に誰かが言っていました。
「花見は来年もできる」と、今年は行事の中止が相次いでいますが、楽しみは次の機会へと思うことにします。
地域と住民皆様の底力を期待しています。

 

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