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OPINION「千里同風 千里の先も同じ風が吹くという世の中すべての人が等しく穏やかであり幾久しく公平な幸せが行き渡るような社会を目指します。 衆議院議員 加藤 寛治」

衆議院議員の加藤寛治でございます。
9月の第四次安倍再改造内閣で農林水産副大臣の重責を担わせていただいております。
これもひとえに皆様の御厚情の賜と衷心より感謝申し上げます。
私は昭和57年に長崎県議会議員に初当選させていただいて以来、「第一次産業の発展こそ日本が直面している少子化問題対策と地方創生に繋がる」という想いで、農林水産行政に携わって参りました。
国会に送り出していただいた島原半島の皆様からのご期待に応えるため、江藤拓大臣をはじめとする政務3役の皆様と連携を取り、精一杯務めさせていただきます。
就任早々、立て続けに大きな台風被害がありました。
私も長崎県、千葉県、宮城県を視察し農林水産業の被害状況を確認しました。
政府は台風19号等被害における「被災者の生活と生業の再建に向けた対策パッケージ」を発表しましたが、甚大な被害により農林水産業を続ける意欲、再開する意欲が著しく低下してしまうことが一番懸念されております。
国が支援してくれるならもう一度頑張ろうと思ってもらえるよう、一日も早い生業の再建に向けた対策を実施していきます。
さて、安倍内閣では、これまで農業、林業、水産業の各分野で改革を進めてまいりました。
改革の成果は着実に出ております。
農業生産額や加工品を含めての食品輸出額は6年連続で過去最高を更新しています。
この流れをさらに進めていかなければなりません。

一方、農林水産業の現場に目を向けますと、人口減少や担い手の高齢化が大きな課題です。
農林水産業は、農地を守り、山を守り、漁業を通じて国境を守る重要な役割も担っていますから、次世代の担い手を育成、確保していくことが急務です。
就農の検討・準備段階から経営を確立するまでの総合的な支援等により、若者や女性を始め多様な人材の育成、確保を進める施策を進めておりますが、私は所得の向上を図ることが何よりも重要であると考えております。

例えば、島原市の三会原地区では、11月に行われた農業農村整備の集いの全国大会で成功事例として紹介されました。
農地基盤整備により地区全体の作付率が1.4倍、担い手一人当たりの農業所得が約3倍に増加し、若い世代が担い手として増えたことで地域の小学校児童数も増加したことが評価されました。
また、雲仙市の八斗木地区ではブランド品、「八斗木白葱」の栽培が盛んですが、急傾斜地で狭い農地が多い事が課題でした。
圃場整備と畑地かんがい整備を行い、大型収穫機械導入等により作業効率化が進み、生産コストを低減させました。
圃場整備前と比べ、地区全体の作付率が1.7倍、担い手の農業所得が3.4倍に増加し、こちらも若手後継者が増加し、同地区にある小学校の児童数も増加した点等が評価され、平成30年度の農業農村整備優良地区コンクールにおいて農林水産大臣賞を受賞されました。
さらに、JA島原雲仙の雲仙ブロッコリー部会の生産者が先日の農林水産祭において天皇杯を受賞されました。
省力化機械の導入を図り農地の規模拡大をされ、製氷装置を活用した集出荷体制を取り入れ品質安定化に成功したことにより、一戸当たりの平均作付面積は、整備前の1.2haから整備後には3.2haまで拡大しました。
ブロッコリーは氷詰めの状態で関東・関西方面へ出荷され遠方に輸送しても鮮度を保つことができるため市場から高い評価を受け、販売額も大きく増加し、所得が向上したため新規就農者も生まれております。
このように生産基盤整備による所得向上は確実に数字となって表れており、特に島原半島は成功事例の宝庫なのです。
まさにこれからの日本の農林水産業を島原半島が牽引していると言えます。
生産基盤整備により機械化し、作付面積を拡大することで生産性を高め、所得が増加し、若手後継者が増加すれば、地域に若者が増え、我が国最大の国難である少子化対策にもなるのです。
生産基盤整備の関連事業を全国的に強化し、農林水産業に携わる方の所得を向上させる取組みを押し進めてまいります。
若者や新たに農林水産業に携わろうとしている皆様が夢や希望を持って自らの将来を託すことが出来るよう、地方の声を施策に活かし「強い農林水産業」と「美しく活力ある農山漁村」を実現することが私の使命であると思っております。
初心を忘れず、全力を挙げて取り組んでまいりますので、どうか、今後とも一層のご指導とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

 

加藤 寛治(かとう・かんじ)


プロフィール
昭和21年4月生まれ。
昭和40年島原高校卒業、昭和45年日本大学卒業。
昭和57年長崎県議会議員初当選。以後8期当選。
平成13年6月長崎県議会第54代議長歴任。
平成17年島原雲仙農業協同組合代表理事組合長就任、平成24年12月辞任。
平成24年12月、長崎第2区より衆議院議員初当選。
平成26年第47回衆議院議員選挙2期目当選。
平成27年10月農林水産大臣政務官就任。
平成29年10月第48回衆議院議員選挙3期目当選。
令和元年9月農林水産副大臣就任。

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