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島原市シティインフォメーション

「災害級」と気象庁が称した暑い夏も、9月になれば少しは過ごしやすくなると思いますが、まだしばらくは残暑が続きそうです。
集中豪雨や迷走台風など常識が通用しない気象が頻発し、地震や火山の活動と合わせて、まさに災害列島日本で私たちは生活しています。

気象庁や自治体では細かに雨量や風速、潮位等を予測し、状況に応じて避難準備、避難勧告、避難指示などを発令します。
しかしながら、住民の方が「まだ良いだろう、大丈夫だろう」と思い行動を起こさず、結果的に大きな災害につながった事例が今回の西日本豪雨災害でも見られました。

情報の伝達方法やタイミングなど自治体にも課題はありますが、27年前の噴火災害で安中地区に避難勧告を出していたため、平成3年6月3日の大火砕流以後、犠牲者を出さずに済んだ事例もありますので、市が出す情報などに十分気を付けていただき、万が一に備えて早めの避難行動をお願いします。

昨年度、1.5mの嵩上げ工事が完成した 鮎川上流の砂防ダム

災害列島日本、特に普賢岳や溶岩ドーム、眉山などと共生しているのが私たちの島原市です。
これからまだ台風のシーズンでもあります。
今一度、「自らの命は自ら守る、地域で守る」を地域ぐるみで話し合っていただきたいと思います。
そして、災害に強いまちづくりへご協力をよろしくお願いします。

流路疎通工が整備された
7渓の導流堤

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