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スクール最前線「島原市立第三中学校」

夢を語り 夢を形に! ~お互いに 思いやる心 磨きあう心~

平成2年に198年ぶりに噴火した雲仙・普賢岳。
島原市内でも安中地区を中心に被害が広がった。
その噴火から25年の歳月を経て、見事に復興した同地区に校舎を構えるのが島原市立第三中学校だ。
当時、市内の中学校で唯一仮設校舎での生活を余儀なくされた経験を後世へ引き継ぐため、「災害・防災学習」にも力を入れて取り組んでいる。

普賢岳の災害以降、日本は数多くの自然災害に見舞われてきた。
三中では25年前の恩返しの意を込めて、各被災地への復興支援活動に積極的な動きを見せている。
今年度は、9月に発生した台風18号による関東・東北豪雨への募金活動を実施。
生徒会が中心となり9月20日に開催された五小・安中地区合同運動会にも足を運び、呼びかけなどを行った。
結果、多くの方々の協力で、総額8万6千686円の義援金が集まり、後日、島原市を通じて被災地へ届けられた。

また、昨年度は阪神・淡路大震災から20年の節目にあたり、自然災害による被害を受けた地域の中学生を招き、『-震災20年事業-被災地中学生サミット~全国中学生防災サミットin KOBE~』が開催された。
同校生徒会からも2名が参加し、各被災地の代表者と復旧・復興の歩みについて意見交換を行った。
「命の大切さや、人と人とのつながり」「中学生ができる身近な地域防災」などについて話し合い、「行動宣言」を発表。
実際に災害を経験していない同校生徒にとっては大きな刺激となった。

三中生は文化面でも多くの成果を残している。
島原市が毎年実施している「観光年賀絵はがきデザインコンクール」では、松﨑優子さん(1年)が「最優秀賞」に輝いた。
松崎さんの作品が印刷された絵はがきは、市役所や各地区の公民館で無料で配布されている。
また昨年開催された「第37回北村西望賞教育美術展」でも、多くの生徒が入賞・入選という素晴らしい成果を残している。

三中校内には色とりどりの季節の花々が飾られている。
これは安中地区長寿会の協力を得て、同校校務主事の大津由裕さんが丹精込めて作り上げた汗の結晶だ。
同花壇は学校関係者をはじめ多くの来校者の目を楽しませ、「第25回全国花のまちづくりコンクール」においても高く評価され、見事「入選」を果たした。

三中には現在、190名の生徒が在籍。
ほぼ全員が五小出身で、義務教育の9年間を通じて同じ時間を共有するため、生徒同士の「絆」が非常に強い。
この繋がりこそが、後の人生でかけがえのない宝物となっていく。
これこそが安中地区の繋がりを支えている源なのかも知れない。

島原市立第三中学校 島原市立第三中学校

 

島原市立第三中学校
(長崎県島原市梅園町2898)

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