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スクール最前線「学校法人有明学園島原中央高等学校」

今日を超える明日へ!!島原中央の新たな挑戦

島原半島唯一の私立高校として、今年で創立52年目を迎えた島原中央高校。
「純朴剛健」「三愛三徳」の精神のもと生徒の自主性を尊重し、現代社会を生き抜く上で必要不可欠な適合性・順応性の高い人材育成を行っている。
その中で特に力を入れているのが東日本大震災被災地へのボランティア活動。
2011年3月11日の東日本大震災発生直後から、全校挙げて募金活動に取り組んだ。
年間を通して集めた義援金を毎年3月に被災地へ贈っている。

昨年度は福島県いわき市四倉町の被災児支援施設「チャイルドハウスふくまる」へ約34万円を寄付。
被災地3県への支援金総額は4年間で120万円にものぼる。
これまでの復興支援は岩手県の水沢第一高校、愛知県の黎明高校と提携を結び、互いに協力して活動している。
この活動は全国的にも高く評価され、ボランティア・スピリット・アワードでコミュ二ティ-賞を3年連続で受賞。
これは県内で初の快挙だ。

また風評被害払拭のため、修学旅行団をいわき市平薄磯地区へ派遣。
修学旅行本来の意義を考え直す新たな取り組みとして、多くの注目を集めた。
今後も激動する被災地の情勢を考慮し支援活動を続けて行きたい、と意気込みも十分だ。

同校は部活動も盛んで7つの「部」を設けている。
かつて甲子園出場経験もある野球部は今年度、部員数も大幅に増え、古豪復活へ周囲の期待も膨らむ。
近年は平成19年に創部された剣道部の活躍が目覚ましく、平成25年度県高総体剣道団体競技で準優勝を収めるなど、急成長を遂げている。
今後、さらなる飛躍への期待も大だ。

一方、文化面では島原半島で唯一のインターアクトクラブを設置。
これはロータリークラブにより提唱された青少年・高校生の社会奉仕クラブで、主に近隣清掃などのボランティア活動を行っている。
同クラブは、年に一度佐賀・長崎両県のインターアクトクラブが一堂に集結して開催される年次大会において、金賞を受賞(平成24年、25年)。
県内外で高く評価されている。

数々の社会奉仕活動を通じ豊かな人間性を育む島原中央高校。
また今年度は新たな取り組みとしてICT(パソコン・スマホ)を利用した「受験サプリ」の導入や長崎外国語大との高大連携など、生徒各々のペースに合わせた学習支援を実施予定。
進学指導の充実と改革を図っている。
近い将来、私立高校の特色を活かした独自の教育カリキュラムが、島原半島教育界の牽引役として多いに力を発揮してくれることだろう。

 

6月27日にオープンスクールが開催予定です。

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