「近ごろ黄色のたしろ号ば、よう見るバイ！」との声を良く聞きます。
10月１日からAIを活用し、停留所を増やした新しい運行スタイルの「たしろ号」７台が島原市内を走り回っています。
これは、島原市出身で東京在住の弁護士田代則春さんからいただいた浄財を活用して、昨年度からスタートしたものですが、利用者数は、コロナ感染拡大時期とも重なり1年間に700人程度の利用に留まりました。
免許の返納がどんどん進んでいることや、市内の島鉄バス路線が大幅に廃止されることになり、これからどうしようと思っていましたが、今回タクシー事業者の皆さんの協力を得て運行時間を増やし、乗車30分前までの予約を可能にするなど、利用者の視点に基づいた「予約・あいのり・たしろ号」として再出発したところ、１カ月に2500人を超える方に利用していただき、利用登録者数も1000人を超えました。
市民のみならず観光で訪れた方も利用でき、何より車内で乗客同士の会話が弾み、特に高齢者の方の笑顔が増えていることを市長として嬉しく思います。
買い物へ、病院へ、温泉へと笑顔を運んでくれる、新生「たしろ号」を皆さんぜひご利用ください。
予約電話は62－0840（おはよう）と覚えてください。
よろしくお願いします。