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島原市シティインフォメーション

魅力がたくさん島原半島ユネスコ世界ジオパークの夏

古川市長

 

降り続く雨のシーズンもあとわずかとなり、いよいよ本格的な夏を迎えます。
私が子どものころの夏の思い出は、何といっても毎日クタクタになるまで楽しんだ海水浴です。
地元白山地区には湊新地の目の前に「うさぎ島海水浴場」がありました。
湊新地の階段から渡船「はまゆう」に乗って上陸し、有明海の熊本市側に面した砂浜が天然の海水浴場でした。
島には湧き水もあり、体を洗って帰っていました。
また森岳地区には猛島海水浴場があり、ここにも泳ぎに行っていました。
島原半島を代表する海岸の一つで、多くの海水浴客でにぎわっており、茶店や食堂などの海の家で冷たいものを頂く楽しみもありました。
暑い夏もそれなりに工夫しながら自然を満喫していました。
ところで今の子どもたちは涼しいエアコン環境で過ごしています。
ふと昔との違いを思い、40年前の市政要覧で島原市の夏を調べてみると気温が30度を超えるのは8月に入ってお盆前の限られた期間のみでした。
うちわや扇風機、すだれや縁側、打ち水とそれなりに暑さをしのいでいたように思われます。
最近の夏は毎日30度以上、ときには35度以上の猛暑日も続きます。
これでは子どもたちが外へ出られないのも分かる気がします。
しかしながら海や山など、島原半島ユネスコ世界ジオパークの夏にはたくさんの魅力があります。
島原水まつりや土曜夜市、島原温泉ガマダス花火大会など、ぜひ工夫して子どもたちに色々な体験をする夏休みにしていただきたいと思います。

昭和39年猛島海水浴場

昭和39年猛島海水浴場

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