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2.212015
島原市シティインフォメーション
「別れは出逢いの始まり 新しいことにチャレンジ」
別れと出逢いの春を迎えました。
学び舎や友達との別れを惜しむ、小・中・高校生。
立派に育った成長した姿と、頬を伝う涙に、私も思わず目頭が熱くなる卒業式。
そしてわずか数週間後の桜の開花と同時に迎える入学式での新しい顔と顔。
みんな、恥ずかしそうに、でも希望に胸を膨らませています。
始まりと終わりを同時に迎える春に私は「一期一会」を感じます。
青果業を営み、年中、毎日が同じパターンで変化が無かった私は、別れと出逢いを繰り返す学校の先生や転勤や異動がある職業の方に少々憧れを持っていました。
今、市長として、長年勤めて退職される方を見送り、新任職員を迎える立場となり、あらためてこの時期の寂しさや嬉しさを実感しております。
巣立つ人、旅立つ人、新しい門出の人に 「がんばって」とエールを送ります。
ところで、島原半島3市の市長や関係者で韓国済州島ジオパークへ訪問団として友好交流へ行って来ました。
年間1000万人以上の観光客が訪れる済州島は熱気に満ちています。
ジオサイトやトレッキングコースが充実しています。
ジオパークを地質公園としての学術的な考え方から、子ども達の教育の場として、また、観光資源として活用し多くの経済効果が生まれています。
ぜひ、島原半島ジオパークも、良いところを見習って健康的なジオパークに育てて行こうと思います。
皆さんも済州島へ気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。